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ものづくりのガイド

はじめに

「どこに行って相談」・・・意外と知られていない業界

 皆様に取ってこの業界は結構漠然としていて、今お考えの構想に関して「どこに言って相談」すればよいのか、迷っておられるのではありませんか?

 目的が明確な場合は何軒か専門店に行って情報を集める事が出来ますが、以外と情報が多くなればなるほど迷いも多くなってしまいます。そんな時は、それらを購入し、更に実際に使ってきた経験者の意見が参考になるのでは?
まして構想があっても最終的な処まで絞り込み切れない改装工事や注文家具に至っては構成する一つ一つの要素を自分達だけで絞り込んで行くことは困難です。

 相談する窓口は貴方の夢を具体化する為のパートナーと出会うことの出来る大切な第一歩となります。

「持駒」・・・紙一重の選択

 話の中で、つい皆様の要求に対して、自分の得意な範囲での押し付けが出てしまうことがあります。

  それは経験の中での良いアドバイスと思っているのですが、紙一重の処で貴方の要求の方向を変えて押し付けになってしまう場合があります。早い時点でどの「持駒」で対応することが貴方にとってベストなのかを理解する事が私共の役目です。

 「持駒」は自分を有利にする為に使うものでは無く、皆様のために役立てるものです。

「ビジョン」・・・共有できるまで?

 皆様が永い時間を費やして育てたイメージを、他人、まして初対面の人間に的確に伝える事はとても難しい事です。
・・・例えば旦那様が「今日は美味しい刺身が食べたいなー」といったとしますと貴方の永年連れ添った奥様ならば「それじゃあ今日は★★★の魚店の★★★のお刺身にしましょうネ」と。一発で貴方の希望を叶えてくれるでしょう。 しかし出会ってから僅かな時間しか経っていない私共には咄嗟にその様な真似が出来る訳もありません。
 私共は、皆様が今お持ちの「ビジョン」を正確に理解する事が進行にあたり、とても大切な事と思っています。

 「普請事は三度経験しないと満足するものは出来ない」と昔は言われたそうですが、そんな経験はしない方が良いに決まっています。

「素材」・・・多種多様

 「ビジョン」がまとまって行くに順じて今度は「素材」の決定が必要になります。 形としての「ビジョン」は明確なものが有っても、以外と「素材」に関しては曖昧な場合が多い様です。
・・・例えば「このキャビネットには木目の材料が使いたい」といわれても、木目を表現する素材として、貼り物・突板・無垢等が有り又それらの塗装仕上げに関しても、ウレタン・ラッカー・WAX等多種の方法がありますので、それらをどの様に組み合わせるかに因って全体のグレード・予算を決定する重要な要素になります。

 御自分のイメージと予算に合ったものを出来る限り、現物サンプルを見ながら選定する事をお奨めします。因みに、イメージとコストの差の大きい素材としては、概ね・・・石・金属・木目・塗装・カーテン・床材・クロスの順になります。

「執着」・・・過ぎると

  御自身の頭の中でイメージをまとめて行くのは或る意味では楽しい事でしょうが、余りそのことに「執着」すると良い提案を受けても受け入れられない自分に陥ってしまいます。改めてプロの提案を受け入れもう一度、整理し直す位の余裕を持っておきましょう。
特に改装(リフォーム)等の場合は、得るものに反し失うものもあります。更に部分的なコダワリの為、全体のバランスを見失ってしまう事があります。

 プロの意見を参考にしながらもう一度見直してみましょう。勿論ご自身の考え方が良い方向で裏付けされれば尚ベストです。