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徒然なるままに「温故知新」

 自分の思いついたことを徒然に書いてみました。
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Q4目から鱗が落ちる若者に負けるな


最近は出会う人の殆どが全てと云って良いほど自分より年の若い人ばかりです、その方達と会話する度に何時でも同じ年頃だった時の自分と比較してしまいます・・・・・
  紳士的で上品・・・・・・・・・・・・粗野で常識知らずだった
  物事をよく知っている・・・・・・・・知らない事ばかりだった
  仕事に忠実でまじめ・・・・・・・・・不真面目で怠け物だった
  他人に不快感を与えない・・・・・・・他人に挑戦的だった
  世間と調和出来ている・・・・・・・・自己中心的だった
  自立している・・・・・・・・・・・・親に頼っていた
  責任感が有る・・・・・・・・・・・・無責任だった
個人的にはちょっと度が過ぎた感がありますしあくまで自分の例なので皆がそうだったとは思いませんが、少なくとも当事の世間にはこんな私を(無理やり?でも)受け止める余裕があった様です独り善がりをして失敗しても間違っていても、怒られはするものの成長して行く自分を待ってくれた世間が有りました。世の中がどんどん成熟して行くと「成功」だけが全てと成り「失敗」は削除されてしまいます、正に「減点方」です。私が今の若者に関心する事はマニアル化した現代の仕組みの中で(思うに?)毎日生き抜いておられる事にです。年を取ると自慢話が多くなるものですが、自分は今の若い人から学ぶ事の方が多く、何時も目から鱗が落ちる心境です。

2009-10-06

Q3ダンディー


若いとき先輩に連れられてクラブでお酒を飲んでいた時、男性用ブランドの創始者で著名な方と同席した事があります、酔うにつれて当然の様に男の格好の良さについての講釈を受けました、背広の着こなし等見せ方のノウハウから始まり精神論にまで至って最終的にはダンディーな男とは「どんな時でも痩せ我慢出来る奴」と云う結論に達しました、ご高齢でもファッションもビッシと決まり矍鑠とされた紳士の結論が「痩せ我慢・・・」とは・・・ネェ~?
酔ったついでに、それでは「痩せ我慢」って何だ?○×○×と、ばかばかしい討論が続きました、でも意外にもこの出来事は私にとって後日とても有意義な教訓に変わることに成りました、欲望は誰でもが真っ先に手に入れたいものです、其の結果何時も人同士が奪い遭いを繰り返し善い人がいつか嫌な人に変り世間をつまらなくしてしまいます、そうしたくなければ先ず相手の「満足と云う器」に溢れるだけの水を注ぎ込む事です、器に満たされた水は相手のもの溢れた水は私のもの、そうなれば誰でも不満は無いでしょう・・・「痩せ我慢」が出来たら私は「ダンディー」かも。

2009-09-01

Q2タイムマシン上手く操縦できるか


一日の時間は誰にでも共通で二十四時間しか有りません、でも時間の使い方は人に因って異なります、もしも、仕事の効率を良くして一日に一時間・二時間と云う風に早く進めることが出来たら、一年間で数年間でどれだけ未来を先取り出来るだろうか・・・なんて考えた事は有りませんか?
又それを一日の仕事の内容に集約すれば密度の濃い仕事が出来るのではないでしょうか?、
ちょっと前までは、情報を受け取るにしても伝えるにしても今から比べると信じられない程の時間が必要でした。
今はメールでFaxで即対応出来ます、図面や書類の作成にはキャド・エクセルを使い手で書くのに比べたら格段の速さです。
まして修正する場合でも消しゴム不要です、でも其の便利さは弊害も多く物事が成立するまでには大切な経過を見失ってしまう場合があります、まるで今日植えた種が明日には実り収穫出来てしまう・・・と云った風に、少なくとも収穫までには雑草を取ったり、肥料を与えたりして育てる経過が必要です、効率の良さとは省略(削除)するのでは無く圧縮(密度)する事です。
私達は今、タイムマシンを手に入れています、上手く操縦して良い未来を手に入れたいものです。

2009-08-07

Q1一人前と一人工


家具職人だった父親の言葉ですが・・・自分が未だ子供だった頃、「此れを一日で作り上げたらたら一人前だ」と、云っていた事を良く思い出します。
「此れ」とは何処のオフィスにも備えて有る事務机の事で、当事は「片袖机」と云われていました。
形としては、天板の下に一段の引き出し右の片側に引き出しが三段付いた机です。
今は殆どがスチール製で大手メーカーに因って量産されています、更に殆どが机部分と引き出しキャビネット部分に分かれている様ですが其の頃は全て一体で「片袖机」と呼ばれていました。
当事は無垢の板から簡素な電動機械はあるものの殆どの木取りは鋸・鉋・のみ等の手道具を駆使して作るしか有りません、そんな条件で「片袖机」を一日で完成させると云う事は、今日の様に便利な機械も豊富な資材が有ったとしても大変な事です。
更に完成度は高くなければ成りません、其の為には道具を磨き段取りを緻密にし自分の技術を最大限発揮して取り組まなくては成りません、そうやって「一人前の職人」に製品の完成迄に与えられた限界が「一人工」なのだと思います。
多くのアスリート達が早さ美しさを競い勝利すると云う目標を目指し更に追い越す努力を毎日続けている様に私達も多くの先輩たちが築いてきた「一人前」「一人工」と云う評価を敬い、追い越す努力を続けて行きたいものです。

2009-08-07
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